パリの自転車レンタルサービス「ベリブ」、現行事業者のJCドゥコーが失注か

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パリの自転車レンタルサービス「ベリブ」の事業者更新入札で、現行事業者のJCドゥコーが失注する公算が強まった。JCドゥコーが遺憾の念を表明するプレスリリースを4月1日に発表した。
パリ市と近隣の市が作る事業主体が行った入札で、Smoove社の提案が総合点でJCドゥコーを上回りトップとなった。事業主体の理事会が正式に入札結果を承認すると、JCドゥコーの失注とSmoove社の受注が確定する。
JCドゥコーは10年前から「ベリブ」を運営しており、今回の入札には、RATP(パリ交通公団)及び仏国鉄SNCFとコンソーシアムを組んで応札していた。対するSmooveはモンペリエで設立されたベンチャー企業で、これまでにモンペリエとニースなどで事業の実績がある。JCドゥコーは、金銭面を除くとあらゆる点で自らの提案の方が評価が高いと主張、事業に関係する人員が削減されるのは必至だとも主張し、雇用への影響を明示することを要求している。また、自転車の管理を行うJCドゥコー子会社シクロシティの従業員らは、修理や自転車の移動などの作業を拒否する抗議行動を展開すると予告している。
新事業者は2018年1月から15年間の期限で運営を請け負う。Smooveは電動アシスト自転車の導入や貸し出しポイント(1260ヵ所に4万1000基)の刷新などを提案している。