IMFパリ事務所で小包破裂:グラス市の高校では生徒による襲撃事件

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仏国内で16日、不穏な事件が相次いで発生した。それぞれ別の理由による事件で、イスラム過激派とは無縁と考えられる。
同日午前には、国際通貨基金(IMF)のパリ事務所で小包が破裂する事件が発生、職員1人が軽傷を負った。使われたのは爆竹のような火薬で、本格的な爆弾ではなかった。同日には、独ベルリンの財務省でも爆薬入りの小包が発見されており、こちらには、ギリシャの無政府主義グループが犯行声明を出している。パリの事件も、緊縮財政に反対するこのグループによる犯行の可能性が高い。仏当局はテロ関連の殺人未遂などの容疑で捜査を開始した。
続いて、同日12時55分に、南仏グラス市(アルプマリティム県)のトックビル高校内に、猟銃などで武装した16才の少年が侵入し、発砲する事件があった。生徒1人が負傷、駆け付けた校長が説得する中で再度の発砲があり、校長と2人の生徒が軽症を負った。少年はその後、治安部隊により逮捕された。少年はこの学校の生徒で、生徒間のいさかいがきっかけとなった犯行とみられている。本人のインターネット上の書き込みを見ると、米国の高校で発生した襲撃事件(1999年、13人が死亡)に少年が強い関心を示していたことがうかがわれる。なお、少年の父親は、極右FNの公認を得て2014年にグラス市の市議に当選した人物で、その後に共和党に合流している。