イスラム過激派対策団体の代表、横領で有罪判決

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

パリ地裁で13日、イスラム過激派対策団体を主宰したサミア・イムルール被告人の公判が行われた。公金横領にて執行猶予付き禁固4年の有罪判決を受けた。
イムルール被告人は、シャルリーエブド襲撃事件を経て、イスラム原理主義を信奉し、シリア渡航を計画する若者たちの問題がクローズアップされた2014年の夏にいち早く対策団体を立ち上げ、国から6万ユーロの補助金を得た。被告人はこの補助金を個人的な目的のために流用した疑いで起訴され、有罪判決に至った。
被告人は10数件の詐欺事件に被害者と加害者の両方で関係した前歴があり、団体立ち上げの時点で禁治産者で、原理主義の洗脳解除などに関わった実績はまったくなかった。それでも簡単に団体が発足し、国が補助金を出し、また2014年12月にはカズヌーブ内相(現首相)が団体事務所を訪問して、PRに協力したことについて、疑念の声も上がっている。検察側は裁判で、イムルール被告人を虚言症であると断じており、弁護側も同じ論拠を用いて、被告人に悪意はなかったと擁護した。