ジェフ・クーンズ、著作権侵害で敗訴

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パリ地裁は9日、米国の著名アーティスト、ジェフ・クーンズの作品について著作権侵害があったと認め、損害賠償の支払いを命じる判決を下した。問題の作品は「Naked」と題された陶器製の彫刻で、裸の男女の子供を象ったものだが、写真家のジャンフランソワ・ボーフレ(2014年1月没)の未亡人が、夫の写真作品の盗用であるとして訴えていた。提訴は、ジェフ・クーンズ氏と、クーンズの回顧展(2014-2015年)を開催したポンピドーセンターを相手取って行われた。ポンピドーセンターはこの作品について、「移動中に破損した」ことを理由に、直前になり展示を取りやめていたが、カタログには掲載していた。ボーフレ氏の写真と比べて、クーンズ氏の彫刻には、男の子が花を差し出しているという違いがあるが、裁判所は著作権の対象となる重要部分が似ていることを理由に、クーンズ氏らの非を認め、賠償金2万ユーロと訴訟費用2万ユーロの支払いを被告らに命じた。
クーンズ氏は本国の米国でも、著作権の侵害で訴えられ、過去に2回、敗訴している。