ジュネーブ・モーターショー:エアバスは空飛ぶ自動車「Pop.Up」を出品

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7日に開幕したジュネーブ・モーターショーで、エアバスは空陸両用の「Pop.Up」のコンセプトを出品した。イタルデザイン社がデザインを担当、10年後の商用化を目指す。
エアバスは、「空飛ぶ自動車」分野でほかにもVahanaとシティエアバスという2種のプロジェクトを進めており、前者は年内の試験飛行を予定する。今回発表の「Pop.Up」は、2人乗りのカプセルに陸用モジュールと空用モジュールを着脱することにより、空陸両用を実現するというコンセプトで、カプセルは全長2.6メートル、全高1.4メートル、全幅1.5メートルのカーボンファイバー製モノコックで、陸用モジュールはEV仕様、空用モジュール(5×4.4メートル)は天井に装着され、8本・4基の二重反転式ローターを備える。運転・操縦は全自動で、人工知能が最適経路を立案し、実行する。インターフェイスは会話で行う。
同様の空飛ぶ自動車の開発は、ドイツのLilliumをはじめとして世界で数件が進められている。技術面では、バッテリーの航続距離の確保や高出力に由来する過熱の問題への対応が課題となる。また、規制面の整備が進むことが商用化の前提となる。機械に命を預けて空を飛ぶことへの心理的な障害も無視できない。

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