トワリー・サファリパークで、サイが角目当ての密猟者により射殺

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パリ郊外のトワリー・サファリパークで3月6日から7日の夜にかけて、密猟者によりサイが射殺され、その角が持ち去られる事件が起きた。射殺されたのは4才のオス「Vince」で、オランダで生まれ、2015年3月にトワリーに来た。
環境保護NGO「ロビン・フッド」によると、欧州では6年前に美術館やオークションハウスでサイの角及び角を使った工芸品が盗まれるという事件が起きたが、動物園のなかで飼育されているサイを射殺して角を盗むという事件は初めて。休館日に飼育係の見回り時間を避けて、サプレッサー付きの銃でサイを射殺したと思われ、手口からみて密猟グループによる組織的な犯行と推定されている。こうした密猟グループは大概の場合、依頼を受けて犯行に及び、獲物の販売経路は予め確保されている。サイの角はベトナムや中国に密輸され、1キロ当たり10万ユーロ程度の高値でで販売されるという。
欧州の動物園及びサファリパークで飼育されているサイは200頭に上り、NGOは武装警備員を配置して、サイを密猟者から保護するよう呼び掛けている。またフランスではサイのほかに、サルや鳥の珍種、コモドオオトカゲなどが盗難被害にあっているという。