仏ゴーモン、映画館経営から撤退:テレビドラマ制作を強化

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仏映画会社ゴーモンは、映画館運営で仏最大手のシネマ・ゴーモン・パテ社に保有する34%株式を3億8400万ユーロで売却する。もう一方の株主である映画会社のパテが買い取り、100%子会社とする。なお、ゴーモンのニコラ・セドゥ会長とパテのジェローム・セドゥ会長は実の兄弟である。
ゴーモンはこの売却で得た資金を用いて、自社株にTOBをかける。ゴーモンの株式はニコラ・セドゥ会長の持株会社が65%を保有しており、主な少数株主は、米投資ファンドのファーストイーグルIM(10%)、仏ボロレグループ(10%)、仏マルセル・ダッソー社(5%)の3社。直近株価の57ユーロに対してTOB価格は75ユーロで、TOBは最大で1億2500万ユーロの規模となる。
ゴーモンは、残りの2億6000万ユーロの資金力を用いて、欧州におけるTVドラマ制作事業を強化する方針。同社はすでに米国で「ナルコス」や「ハンニバル」の人気ドラマで実績がある。なお、ゴーモンは2016年に売上高1億8870万ユーロ(前年比13%減)、純利益1890万ユーロ(6.2%増)を達成した。

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