パリ首都圏公共輸送機関の不正乗車率、2016年に低下

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RATP(パリ交通公団)と仏国鉄SNCFによると、パリ首都圏の公共輸送における不正乗車が2016年に低下した。RATPによると、不正乗車率は地下鉄で2015年の2.6%が2.2%へ、RER(郊外連絡急行)でも3%から2.2%へ低下した。またトラムとバスの不正乗車率も13%から11.9%へ低下したが、高水準にある。これに対してSNCFは、パリ首都圏の運行部分について、正規乗車率が前年比で改善されたと発表するに留めている。不正乗車の低下は、2015年夏に導入された乗車区間制限なしの定期券Navigoの導入にも関連している。またRATPでは、専門係員(1250名)による取締をトラムやバスに集中させた効果が出たと説明している。一方、SNCFでは、特定の駅における一斉取締が効果を上げている。昨年11月に実施したパリ・ノール駅での一斉取締では2時間で不正乗車していた2000人を捕まえた。不正乗車による損失はパリ首都圏のみで2015年に3億6600万ユーロに上るとされる。
RATPとSNCFは不正乗車の防止に関する啓蒙キャンペーンの開始を発表した。