ルーブル美術館で「フェルメールと風俗画の画家たち」展

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パリ・ルーブル美術館内で、特別展「フェルメールと風俗画の画家たち」が2月22日に始まる。5月22日まで開催される。
フェルメール(1632-1675年)はデルフトを本拠とし、17世紀のオランダ黄金時代に活躍した画家で、19世紀になり忘れられた画家として再評価を受けた。現存する作品は37点と少なく、時代を超越した芸術家という側面が過大に強調されることも多い。今回の特別展では、室内を描いた「風俗画」に分類されるフェルメールの作品12点を集めた上で、同時代の他の画家の風俗画60点余りを集めて並べて展示。時代の文脈の中にフェルメールの作品を置き直して鑑賞することができるように工夫されている。例えば、細密な表現に優れたヘラルト・ドウ(1613-1675年)の作品との比較では、左側に窓を置いた構図や描かれている小道具などに共通性が見受けられ、当時の芸術創造が相互的な対話や競争の中で発展していったことをうかがわせる。

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