中道野党MODEMのバイルー党首、フィヨン候補の資金問題を厳しく批判

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中道野党MODEMのバイルー党首は2月8日、一連のインタビューの中で共和党のフィヨン大統領候補を激しく批判した。企業から資金を得ていた問題でフィヨン候補を追及した。バイルー党首は以前からフィヨン候補と距離を置く姿勢を示していたが、これで合流の可能性はなくなったと考えられる。バイルー党首は、中道寄りのマクロン前経済相についても厳しい判断を示していることから、独自に大統領選への立候補を数日中に決める可能性がある。
バイルー党首は8日、フィヨン候補が大手企業から資金供与を受けていた点を材料に、大統領候補がこれほど金の力に左右されていたことはかつてない、と言明。利益相反の疑いが濃厚だとして、フィヨン候補に対して立候補を取り下げるよう、強い調子で呼びかけた。バイルー党首はこれより前、マクロン前経済相について、「世界を支配するハイパー資本主義」の走狗であるとする批判を繰り返しており、自らの左右に位置する両候補をなで斬りにしたことになる。
フィヨン候補の政治資金問題では、フィヨン氏が首相を辞める2012年の時点で「コンサルティング会社」の名目で2Fコンセイユなる会社を設立し、2016年末までに合計で100万ユーロの収入を同社経由で得ていたことが判明している。2Fコンセイユの顧客としては、フィヨン氏と懇意の実業家であるラドレドラシャリエール氏のフィマラック(同社傘下の雑誌ルビュデドゥーモンドはフィヨン氏のペネロピー夫人を文芸コンサルタントの名目で雇い、10万ユーロの報酬を支払っていことが判明している)、オッド(投資銀行)、財務コンサルのリコル・ラステイリ事務所(20万ユーロ)、保険大手アクサ(20万ユーロ)の名前が明らかになっている(前2者は金額不明)。アクサのドカストリ前CEOはフィヨン候補支持を表明、首相のポストを約束されているとも取り沙汰されており、バイルー党首は特に、このアクサ問題を材料にフィヨン候補を批判した。