国民の11%が移民2世=INSEE統計

2月7日発表のINSEE調査によると、移民2世の総数は2015年に730万人に上り、人口の11%を占めた。この調査では、移民2世を「両親のうち少なくとも一方が移民であるフランスで生まれた人」と定義している。移民である親の出身国別でみると、欧州出身が全体で45%と最も多い。1930年代に多く流入したイタリア(12%)とスペイン(8%)からの移民と、1970年代以降のポルトガル(9%)からの移民の子が多い。アルジェリア戦争以降には北アフリカ諸国からの移民が増えた。割合は、アルジェリアが15%、モロッコが11%、チュニジアが5%に上る。1970年代以降はアジア(合計9%)と北アフリカ以外のアフリカ諸国(11%)からの移民も増えた。
年齢構成の点では移民2世は比較的に若く、25才未満が占める割合は47%に上り、移民2世以外の国民における30%と比べて高い。両親とも移民である移民2世は合計で330万人に上り、その9割は両親が同じ出身国となっている。移民2世の居住場所では大都市への集中が目立つが、移民に比べると集中度がやや低い(移民の35%はパリ都市圏に居住するが、移民2世ではこの割合は30%)。