外国人留学生の受け入れ国、仏は世界4位へ後退(ユネスコ調査)

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ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の外国人留学生に関する最新調査によると、2014年における外国人留学生受け入れの国別ランキングで、フランスはオーストラリアに抜かれてこれまでの世界3位から4位に後退した。ユネスコ統計によると、フランスの外国人留学生数は2014年に23万5123人を数え、2009年比で増加は7.5%にとどまった。トップは米国(27.5%増の84万2384人)、英国(16.2%増の42万8724人)、オーストラリア(3.3%増の26万6048人)。
ユネスコが行った統計方法の見直しがフランスに不利に働いたこともあるが、外国人留学生の受け入れ促進活動を行う手段がフランスの大学では不十分であることも指摘される。仏政府留学局は、奨学金付与の減少なども外国人留学生の増加鈍化の理由に挙げている。フランスでの外国人留学生の増加率は、大学では3.2%にとどまったが、グランゼコール及び大学以外の教育機関では26.6%に達した。フランスで勉学する外国人留学生は、北アフリカ、サハラ以南のアフリカ諸国、アジア・オセアニアの出身者が多い。
一方、外国人留学生の増加が目立つのは、サウジアラビア、ロシア、トルコ、中国などで、例えばサウジアラビアはアフリカ諸国出身者にイスラム系大学での勉学を条件に奨学金を支給する措置を実施し、外国人留学生の受け入れ世界ランキングが2009-2014年の5年間で27位から11位に上昇した。

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