消費者団体CLCV、銀行手数料引き上げを問題視

消費者団体CLCVはこのほど、銀行手数料に関する調査結果を発表した。この調査では、銀行サービスの利用の度合いに応じて、3種類の顧客のプロファイルを設定、銀行各社に支払う年間手数料を調べた。これによると、利用の度合いが最も低い顧客の場合、2017年の年間手数料は71.49ユーロとなり、前年比で1.75%増加する。2013年以来では実に11%の増加となり、CLCVでは、利用の度合いが低い層ほど値上げの影響が大きいと指摘している。なお、年間手数料は、利用の度合いが中程度の顧客で149.33ユーロ、利用の度合いが高い顧客で211.60ユーロに上る。
CLCVはこれに加えて、口座残高が赤字になるなど、事故の場合に顧客が負担する費用が特に高い点を指摘。財務状況が厳しい人ほど多額の負担を強いられるのは不条理だと問題視した。例えば、残高が赤字になっていることを知らせる通知の発行には20-24ユーロが課金されており、CLCVは、こうした一連の課金に上限を設定するよう求めた。