出生率、2年連続で低下

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17日発表のINSEE統計によると、2016年の仏出生数は78万5000人となり、前年比で1万400人減少した。前年(2万人減)に次いで2年連続で減少した。合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数で示す)は1.93となり、2014年に2、2015年に1.96と、2年連続で低下した。25-29才の女性の出産が減るという傾向が続く一方で、より高齢の層の女性の出産の増加がその分を補うというこれまでの動きが途絶えた。出生数から死亡数を差し引いた人口の自然増は19万8000人となり、過去40年で最低の水準まで下がった。死亡数が多かったことが影響した。半面、移民の流出入は6万7000人の純増となっており、人口増加の大部分を自然増で達成する傾向に変わりはない。2016年末日時点の総人口は6690万人となった。
出生率は低下傾向にあるものの、欧州諸国で最も高い(2位のアイルランドは2015年に1.94)ことに変わりはない。なお、最も低いのはポルトガルの1.3だった。出生率の低下については、家族政策の切り捨ての影響だとする議論もあるが、専門家らは、出生率を左右する要因は多数あり、安易な結論を出すことはできないと説明している。産婦の平均年齢は2016年に30.4才となった。