フォルクスワーゲンのウィンターコルン前CEO、1日3100ユーロの年金を受給

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独大衆紙ビルトは4日付で、ディーゼルエンジン不正で揺れるフォルクスワーゲンのウィンターコルン前CEO(69)が1日当たり3100ユーロの年金をこの1月から受給していると報じた。CEOは事件に絡んで2015年9月にCEO職を辞任したが、2016年末日まで年棒160万ユーロの給与を受け取り、次いでこの1月から上記の金額の年金支給が始まったという。フォルクスワーゲンはこの報道についてコメントを拒否したが、報道内容を特に否定しなかった。ウィンターコルン氏は弁護士を通じてやはりコメントを拒否した。
この報道によれば、ウィンターコルン氏に支給される年金は月額9万3000ユーロに上る。ドイツの大企業の元トップとしてこの額が特に多いとは言えないが、本人は関与を否定しているものの、2007年から2015年というディーゼル不正の最中にグループを率いた人物が、それでも多額の収入を確保できるということに、納得できないという思いを抱く国民も多いだろう。フォルクスワーゲンは先に、世界で3万人の削減(うち3分の2がドイツ)を予告したばかりでもあり、いかにも不公平な印象は拭えない。