仏リサイクル業界、不振に

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仏リサイクル業界が不振に陥っている。仏リサイクル業界団体FEDERECは、リサイクル業界の従業員数が2015年に2万6100人となったと発表した。前年比で1.4%減少した。業界売上高も6.6%減少し、83億ユーロとなった。投資額は4億7620万ユーロで、9.2%減少した。リサイクルされた資源の量は2015年末時点で9975万トンで0.3%減少、1億トンを割り込んだ。FEDERECはこの傾向は2016年も続くと予想している。なお、2016年初頭時点で仏国内のリサイクル関連企業は1300社を数える。
経済危機で鉱工業生産が落ち込んだことに加え、2014年7月から資源価格が下落したことにより、リサイクル製品の競争力が落ち込んだことが響いた。このほかにも、暖冬が続き、リサイクルされた木材の暖房用燃料としての販路が縮小したことなど悪影響を与えた。FEDERECでは、リサイクル業界の再活性化のためには、二酸化炭素排出量1トンあたり60ユーロの課税水準が必要だと指摘、政府の支援を求めている。FEDERECによると、2015年にリサイクルを通じて仏国内で二酸化炭素排出量2200万トンが回避され、13万GWhの省エネが可能となったという。