パリモーターショーが開幕:EVの航続距離が大幅に延長

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パリモーターショーのプレスデーが9月29日に開幕した。30日もプレスデーが続き、10月1日から16日までは一般公開される。EV、コネクティッドカー、ハイブリッドカー、自動運転車、カーシェアリングなどによる新たなモビリティサービスなどが焦点となっている。フォード、ボルボ、マツダなど一部の大手メーカーは参加を見送ったが、カーシェアリングサービスのBlablacarなど、モビリティサービス部門の事業者が積極的に参加しているのも特徴。
今回のパリモーターショーには、EVの新型車が多数出品されているが、ルフィガロ紙はこれらを紹介する一方で、EVの普及にブレーキをかけている要因として、価格の高さ、航続距離の限界、充電設備の不足をあげている。ただし、レゼコー紙が注目しているように、最新のモデルは従来よりもはるかに長い航続距離を売り物にしている。「ルノー・ゾエ」の航続距離は従来の150kmから300kmに倍増した。「オペル・アンペラe」や「フォルクスワーゲン(VW)・e-ゴルフ」の航続距離も同程度とみられる。一方、メルセデスベンツが披露した電動SUVのコンセプトカー「ジェネレーションEQ」の航続距離は500kmだという。
一方、自動運転車については、リベラシオン紙が特集を組み、技術的な達成度以上に、ハッキングの危険性や、事故発生の場合の責任のありかに関する不確実性など、むしろ不安材料のほうが注目されていると報じている。ルフィガロ紙も自動運転車の開発は不可避な動きだが、技術や規制の進化が及ぼす制約を考慮すると、ドライバーが関与しない完全自動運転への移行は漸進的にならざるを得ないと予想している。