欧州委、EU域内ローミングの無料化を再確認

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欧州委員会は9月21日、欧州連合(EU)域内の携帯電話のローミング料金に関する新たな規制案を提示し、従来の約束通りに、2017年6月15日にローミングを無料化する方針を再確認した。9月5日の提案では、ローミング料金が廃止されるのは、年間で外国滞在期間の最初の90日間のみで、しかも連続では30日間を上限とするという制限が設けられていたが、不評をかい、ユンケル委員長の判断で撤回していた。
5日の提案で制限を設けたのは、通信事業者からの圧力に譲歩したためで、事業者は一部のユーザーがローミング無料化に乗じて、自国(居住国)よりも携帯電話の加入料金が安い別の加盟国の事業者と契約することを警戒している。こうした濫用を防止するために、欧州委は、新たに提案した規制案の中に、事業者がユーザーの利用状況をチェックし、自国で携帯電話を一定水準以上利用しているかどうかを確認した上で、濫用の疑いがある場合に限って、ローミングに課金することを許可するという対抗策を盛り込んだ。