テロ教唆で暗躍するラシド・カシム容疑者

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このところ、「イスラム国」のラシド・カシム容疑者に教唆され、テロを計画した疑いで容疑者が逮捕されるケースが相次いでいる。カシム容疑者はフランス人で、ロアンヌ市(ロワール県)で青少年の指導員として勤務した経験があり、その後、イスラム原理主義に傾倒し、2013年末にシリアに渡航したと考えられている。仏当局がマークを開始したのは2015年5月になってからで、カシムはこの10数ヵ月間、テレグラムのアカウントを通じて活発に仏国内のシンパと連絡をとり、未成年者を含む若い層にテロ教唆で影響力を行使している。実際にカシムの関与が確認されているのは、ルーアン郊外のアメル神父殺害事件だけだが、ノートルダム寺院付近でガスボンベを積んだ不審車が発見されたテロ未遂事件(9月4日)の容疑者らはカシム容疑者と接触があり、このほか、このところ相次いで未成年者がテロ計画の容疑で逮捕された件でも、カシム容疑者が背後に介在していたことが判明している。