共和党の大統領候補ら、揃って財政赤字圧縮の先送りを約束

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共和党の大統領候補予備選で、主要な立候補者はいずれも、程度の差はあれ、2017年の財政赤字圧縮目標(欧州委に対して対GDP比で3%以内への圧縮を仏政府は約束済み)の達成を目指さない方針を示している。フィヨン元首相は14日に政策綱領の財源について発表。2017年には、減税措置の実施などで、財政赤字を対GDP比で4.7%まで膨張させ、その後、2019年から毎年同比率を1.2ポイントずつ削減し、大統領任期が終わる2022年の時点で財政赤字を解消するというプランを提示。サルコジ前大統領も同様に、大幅減税で一時的に財政赤字を拡大し、その後に構造改革を進めるとの方針を示し、欧州委員会を説得する自信を示している。ジュペ元首相も2017年に3%超過はやむなしとしており、週末に詳細を発表する予定のルメール前農相も、3%にはこだわらないとしている。
これとは別に、サルコジ前大統領は14日、「気候変動は45億年も続いており、人間だけに気候変動の責任があるわけではない」と言明。人口増加への対策の方が重要な課題だなどと述べた。この発言には、保守陣営も含めて各方面から批判の声も上がっているが、この種の気候懐疑派的な言動が、保守の一部の支持層にアピールする扇動的な主張になりうることは疑いを得ない。