オーガニック食品、フランス市場に浸透

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食品小売大手オーシャンは9月下旬に、パリでオーガニック食品専門スーパー「クールドナチュール」の初号店をオープンする。230平方メートルの店舗を出店する。
この種のオーガニック食品専門チェーンとしては、カジノが展開するナチュラリア(140店舗)やカルフールの「カルフール・ビオ」があり、オーガニック食品の普及に貢献している。消費者のオーガニック志向も高まっており、「できる限りオーガニック食品を選ぶ」と答えた人は44%に上り、2年前から5ポイント上昇(TNSソフレス調べ)。オーガニック食品の市場規模は2015年に58億ユーロ近くに上り、前年比で14.7%増加している(アジャンス・ビオ調べ)。
カンタルメディアによると、1-6月期に流通業者及びメーカーがオーガニック食品のために投じた広告費は6150万ユーロに上り、前年同期比で50%の大幅増を記録。大手流通業者が広告投資の増加をけん引しているが、こうした企業の場合は、価格の低さとおいしさ、楽しさをアピールする広告が目立ち、フェアトレードや社会的貢献、この分野での経験を売り物とする専門店と比べて方向性には大きな違いがある。大手の中では、カルフール(1-6月に850万ユーロ)とルクレール(同440万ユーロ)の広告投資が目立ち、オーガニックの専門ブランドも積極的に広告投資を増やしている。
食品販売に占めるオーガニックのシェアは7%まで上昇。顧客層は、従来は50才超の層と女性が中心だったが、現在では若い層にも浸透を見せており、オーガニック食品の定期的な購入者の女性は、25%が35-49才の層となっている。