レンヌで「家畜生産国際見本市」、難しい業界再編

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レンヌ市で9月13日から16日まで、欧州規模で畜産業界関係者が集まる「家畜生産国際見本市」が開催される。伝統的な家畜の品評会から最新の機器・設備の紹介まで幅広い展示が行われ、10万人を超える入場者が見込まれる。
仏畜産業界は、最近では特に豚肉や牛乳の価格低迷で極めて厳しい状況にあるが、業界関係者によると、必要とされる再編はあまり進行していない。今年1月に豚が1.07ユーロ/kgという最低水準価格を記録した際、業界では、Aveltis、Prestor、Triskaliaをはじめとする養豚業者連合体が、採算性向上を目的に豚の販売プラットフォームを一本化する方向を発表し、地元のブルターニュ州議会も支援を表明した。しかし、その後、価格が1.49/kgまで持ち直したこともあって、計画は進捗していない。酪農農家は最近、乳業大手ラクタリスから牛乳買取価格の引上げ(0.29ユーロ/l)を取りつけたものの、生産者の損益分岐点(350ユーロ/トン)をカバーするには至っていない。酪農農家協同組合全国連盟では、生産者サイドの再編は必至と判断しており、一部農家の離職を支援する一方、離職した農家の乳牛を他の農家の規模拡大や若い酪農家支援のために割り当てていく方向を提案。また、酪農農家を対象とするコスト削減や生産調整の支援も進められている。