ノートルダム寺院付近の不審車事件:手配中の女性容疑者が逮捕

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パリ・ノートルダム寺院近くで不審車が発見された件で、警察は9月8日夜、3人の女性をパリ郊外ブシーサンタントワーヌ市内(エソンヌ県)で逮捕した。容疑者らは刃物で抵抗、警官1人が負傷し、容疑者のうち1人も負傷した。
この事件では、4日に不審車からガスボンベ5本と軽油が入った容器3体が発見され、当局はテロ準備の疑いで捜査を開始、7日時点で2組の夫婦が逮捕・勾留中となっていた。調べによると、夫婦のうちそれぞれの妻は、ユダヤ人食料品店の襲撃事件(2015年1月)の犯人であるクリバリの内縁の妻でシリアに渡航したアヤト・ブーメディエンとつながりがあった。警察は、不審車の所有者(逮捕後に釈放)の娘で、シリア渡航を計画するイスラム過激派として監視対象(「ファイルS」に登録)となっていた19才の女性を捜索していたが、8日夜には、この女性と、20代から30代の別の女性2人が逮捕された。捜査筋によると、これら3人は、通信アプリを介して知り合ったらしいという。
今回の事件では、不審車が目立つ形で放置され、ボンベ等には起爆装置が取り付けられていなかったなど、狙いが不明な点も多い。その一方で、逮捕・勾留中の夫婦を含めて、女性が積極的に関与して犯罪が計画されていた節がある。女性主導であったとすれば、これまでにない新しいタイプのテロ計画ということになる。