仏ブルターニュの島嶼部でエネルギー移行プログラムが開始

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仏ブルターニュ地方のフィニステール沖に位置するモレーヌ、ウエサン、サンの3島で9月6日、エネルギー移行に関するプログラムが開始された。2030年までに消費するエネルギーのすべてを再生可能エネルギー由来とするのが目標。
現在、これらの3島では重油を燃料とした発電所が主にエネルギーを供給している。また、ウエサン島では、仏サベラ社による海流発電の試験が実施されている。海流発電の発電機は現在、一時的に引き上げられているが、再び今秋にも設置される予定。また、サベラ社は将来的にはパイロットファームの設置を計画している。このほか、3島は風力発電機、太陽光発電施設の設置や、建物のエネルギー効率改善、公共照明の改修、EV充電器の設置、養鶏による生ごみ削減、といったプログラムを予定している。
このプログラムは、仏本土と橋でつながれていない大西洋・英仏海峡の15の島が形成する団体「Association des iles du Ponant」が主導、ブルターニュ地域圏のプロジェクト応募で採用された。同団体は、仏政府によるプロジェクト募集においても、モレーヌ、ウエサン、サン島に加え、同じくブルターニュ地方にあるバッツ島とサンニコラデグレナン島を含めたプロジェクトが採用されている。これら5島のプロジェクト予算は3年間で150万ユーロ強となる。ただし、これらの島では海岸や自然、歴史的建造物等を保護する規制が多く存在するため、風力発電機などの設置については規制の変更が必要となる可能性が高い。