ファッションデザイナーのソニア・リキエルさんが死去、86才

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ファッションデザイナーのソニア・リキエルさんが8月25日、パリで死去した。86才だった。
リキエルさんは、妊娠中に着る服がないとして手作りのマタニティウエアを作ったことをきっかけにに、1968年に自分のブランドを立ち上げた。普段着のニットセーターをよりファッショナブルなボーダー柄ニットに仕立てて「ニットの女王」と呼ばれた。有名ブランドの提案するモードにとらわれず、個性的なファッション・スタイルを確立するよう女性たちに呼びかける「デモード」の思想を提唱、1970年代の女権拡張論とも呼応して、広く賛同者を得た。
パーキンソン病を患い、1995年には娘のナタリー・リキエルさんにデザイナーポストを譲った。40年以上も独立性を維持してきたが、世界経済危機の影響を受けて2012年には香港のファン家の持株会社に過半数資本を売却している。
イヴ・サンローランの共同創業者であるピエール・ベルジェ氏は、ゼロから出発してファッション業界で最も重要な地位を占めるようになった「セルフ・メイド・ウーマン」だったとリキエルさんの死を悼んだ。