今年のワイン生産、前年比10%減の見込み:気候不順が影響

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農業省発表の予測によると、今年のワイン生産量は4290万ヘクトリットルとなる見込みで、前年比で10%の大幅減を記録する。過去5年の平均と比べても7%の減少となる。
今年は気候不順の影響が大きく、大規模な雹害も多く発生した。例えば8月17日には、ラングドック・ルシヨン地方のエロー県でゴルフボール大の雹が降る被害があり、ピック・サンルーのブドウ畑は60%が直撃を受けた。2000ヘクタールで収穫量が80%減の見込みとなっている。
そのラングドック・ルシヨン地方は量ではフランス最大のワイン生産地だが、今年の収穫量は1240万ヘクトリットルまで減少する見通しとなっている(前年比9%減、5年間平均比で7%減)。このほか、ボジョレーで21%減、シャンパーニュで32%減、バルドロワールで35%減、シャラントで16%減など、大幅後退が目立つ。半面、コルシカと南東地方では前年並みを維持、アルザスでは逆に18%増の見込みという。
また、収穫直前の今の時期に少雨に見舞われていることも懸念材料で、これも収穫の量と質に打撃となる恐れがある。この点は上記の予測には折り込まれておらず、さらに結果が悪くなるリスクがある。

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