保険調査員、SNS上の個人情報を活用

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SNS等を利用した保険調査員の情報収集がフランスでも本格化しつつある。保険詐欺の検出に効果を発揮している。
こうした取り組みで先進的な英国では、保険大手アビバが保険詐欺で29才の男性の有罪判決を得ることに成功した事例がある。この男性は、自動車事故で背中と首に負傷したと申告して保険金を得ていたが、その事故の直後にハーフマラソンに出場、ツイッターにその写真を投稿していた。会社側はこれを証拠として有罪判決を得た。
フランスでも、アリアンツ・フランス(独アリアンツ子会社)は、疑わしいケースでSNSのアカウントなど公開情報を調べて、虚偽がないか確認している。フェイスブック上で友達の2人の間の自動車事故であるといった怪しい兆候を把握し、掘り下げた調査を行うといった使用法を採用している。フランスの場合、個人情報監督機関CNILの下で個人情報の使用方法には厳しい規制があり、自動処理でこの種の調査を行うことはできず、ネット上の個人情報の収集は、組織的ではない形で、手動により行われている。
アリアンツ・フランスはその一方で、契約情報のビッグデータ処理により、組織的な詐欺が疑われる事例を検出する取り組みも行っている。似た内容の保険事故が短期に集中して発生しているようなケースを検出し、掘り下げた調査を行って違反の全貌を把握するという目的で活用している。