リールの蚤の市イベント「ブラドリー」、今年は中止に

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リール市のオブリ市長(社会党)は5日、9月3日と4日の両日に行われる予定だった毎年恒例の蚤の市イベント「ブラドリー」を中止すると発表した。テロ対策で万全を期すことが難しいとの理由を挙げて、開催を断念した。
ブラドリーは1万者近くの出展者が集まり、露店の総延長は100㎞程度と、この種のものとしては国内最大のイベントで、毎年200万人が訪問している。開催中止は戦後の70年間でこれが初めて。地元経済への打撃も懸念される。リール市は、7月14日にニース市で発生したテロ事件を受けて、政府と警備体制の準備で協議を進めていた。このイベントを特に狙ったテロの脅威は把握されていないが、その性質上、警備すべきエリアが特に大きいことから、万全の体制を確保できないとの結論に至り、開催を断念することを決めた。ニース事件以来では、野党勢力が政府のテロ対策を糾弾する場面が目立ち、政府としてこれ以上失点を重ねられないという事情もある。