ニース事件:「イスラム国」が犯行声明

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14日夜にニースで発生したテロ事件(84人が死亡)で、「イスラム国」は16日になり、犯行声明を発表した。「イスラム国」の「報道機関」を通じて、「兵士モハメド・ラウアイエジュ・ブレルが連合国の国民を狙った攻撃の呼びかけに応えて作戦を敢行した」との表現で、犯行を認めた。
声明の発表が遅れたことから、結果を見て後出しで犯行を認めた可能性もあるが、ジハード派に詳しいダビッド・トムソン氏は、これまで「イスラム国」が自らに関係のない案件で犯行声明を出したことはないと指摘、なんらかの関係があったと考えられるとの見方を示している。カズヌーブ内相は、「犯人が極めて短期間に過激派したようだ」と言明、戦闘経験や訓練の経験がない者を大規模なテロ攻撃に参加させるという新たなタイプの事件であると説明している。
警察は15日午前中の時点で、犯人の妻を含む関係者7人を勾留し、事情聴取を行なっている。また、17日には新たに2人が勾留され、取調べが開始されたという。犯人の「過激化」の経緯を跡付け、イスラム過激派とのつながりを明らかにすることが捜査の優先課題となっており、犯人の携帯電話など通信記録から、数人の疑わしい人物が浮上しているとの情報もある。また、ブレルは12日と13日の2回にわたり、現場にいたことも判明しており、下見をしていた可能性もある。