ニースでテロ事件、84人が死亡

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14日23時30分頃、ニース市の中心街で大型トラックが群集に突っ込む事件があった。運転していた男は警官隊により射殺された。15日8時の時点で、84人の死亡が確認されており、当局はテロ事件と見て捜査を開始した。
事件はニース市の目抜き通りである海岸沿いのプロムナードデザングレで起こった。14日は革命記念日に当たり、恒例の花火を見るため、現場には多数の人が集まっていた。そこに白い大型トラックが現われ、群集をなぎ倒すようにして数kmに渡り走行、現場はパニックとなり、多数の死傷者が出た。犯人の男は運転中に銃を主に警官隊に向けて発射、男は後に警官隊により射殺された。
この事件で84人が死亡、18人が重態で入院している。犯行に使われた全長15メートルの大型トラックはレンタル機材で、キャビンからは、仏チュニジア籍の男性の身分証明書が見つかっている。この人物は、暴力事件など一連の犯罪歴があったが、イスラム過激派として当局に把握されている人物ではなく、国の脅威になる人物を網羅した通称「Sファイル」にも登録されていなかった。また、当局は今のところ、この身分証明書の人物が射殺された犯人と同一であるとは確認していない。犯人は犯行に使った拳銃を所持しており、車内からは武器らしきものも発見された。
15日朝の時点で犯行声明などは出されていない。犯人とイスラム過激派のつながりについてもまだ確認されていない。オランド大統領は15日未明の時点で、テロの性質を帯びた事件であることは否定できない、と言明。近く終了する予定だった「非常事態宣言」を3ヵ月間延長する方針を明らかにした。