仏国鉄SNCF、高速鉄道(TGV)格安予約券の販売を開始

仏国鉄SNCFはこの夏から、出発間際の高速鉄道(TGV)を対象に格安予約券を販売することを決めた。昨年夏に試験導入した「POP」サービスを、手直しの上で年間を通じて提供する。
POPサービスは、インターネットを通じた投票により一定の需要があることが確認された場合に、臨時便を増発し、格安予約券を販売するという趣旨だった。間際に出発を決めることが多い若年層をTGVに取り戻すための手段として試験導入され、成果が上がったことから、年間を通じて提供することにした。
具体的には、投票制度は残すものの、臨時便ではなく、定期便の中に「POP」用の座席を確保するという形に改められた。一定以上の投票が得られた場合に「POP」料金で座席が販売されることになり、投票した人には出発の3日前に通知がなされ、購入の案内を行なう。「POP」座席は、混雑時間帯を除く便に割り当てられ、SNCFのネットショップ(voyates-sncf.com)を通じて呼び込みを行なう。例えば、7月1日7時49分発のパリ・アヌシー便には40ユーロの40席が、同日20時09分発のパリ・ラロシェル便には30ユーロの70席が割り当てられている。この夏には最大で100路線・50万座席が「POP」用に提供される予定で、その後も年間を通じて提供がなされる。