仏バカラ、2015年に営業利益を計上

仏バカラ(クリスタルガラスのテーブルウエア)は6月23日の株主総会で2015年業績を発表した。営業損益は330万ユーロの黒字に転じ(前年は営業損失200万ユーロ)、純損失を110万ユーロへと前年の5分の1にまで削減した。売上高は前年並みの1億5000万ユーロを維持した。バカラはアルコール容器も製造しており、中国での汚職取締強化を受けたコニャックの販売後退の影響を受けたものの、商品構成の見直しと生産コストの低下に取り組み、収益性の改善にこぎ着けた。アスベスト対策の一環で生産部門の従業員680人のうち154人の従業員が2015年に早期退職したことも競争力の強化に繋がった。不振の高級ブランド品業界で事業規模の縮小や人員削減が相次ぐ中、バカラはソウル、北京、ジェッダ(サウジアラビア)に出店して、販売店を50店(提携店を含む)に拡大した。