英国のEU離脱:フランス経済に大きな影響が出る見込み

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6月23日に英国で欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が行われる。最新の世論調査では離脱派が多数派となっており、EU離脱が現実のものとなる可能性もある。
フランスにとって、英国は輸出先国としては第7位(315億ユーロ、全体の7%)、フランスへの輸出国としては英国は第8位(196億ユーロ、全体の4%)となっており、フランスにとって英国は出超幅が最も大きい国でもある。それだけに、英国のEU離脱が決まれば、経済面でかなり大きな影響が出るのは避けられない。過去1年間で既にポンドは対ユーロで10%低下しているが、EU離脱でポンド安が一段と進行するとしたら、フランス製品は対英輸出で競争力を失う。ポンドが10-30%下がると、対英輸出は5-15%減る見通しで、これはフランスの総輸出が0.4-1.2%程度減少することを意味する。ユーラーヘルメスの試算では、英国のEU離脱は全体でフランスの国内総生産(GDP)を0.2-0.4%程度押し下げる効果を及ぼすという。