ブルボン、ガス関連事業への投資計画を延期

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仏ブルボン(オフショア補給船運航など)は5月17日、ガス関連事業を対象とする投資計画の実施を延期すると発表した。資金調達をまとめるめどが当面はつかなくなったことから、実行を中断することにした。
ブルボンは、親会社であるジャカール・ホールディングスから、ガス輸送船17隻、傭船業者のエバーガス、中国JHW(ガス輸送船の建造エンジニアリング)の80%資本を買収し、オフショアガス田向け事業を強化する計画だった。買収資産は3億2000万ドル(2億8000万ユーロ)相当で、ジャカールはこのうち1億ドル分を無利子融資の形でブルボンに用立てることを約束。残りについては、銀行からつなぎ融資を得て確保し、その後、船隊を売却し、長期リースの形で使用権を確保するという形にして、売却収入で融資を返済するという計画を立てていた。しかし、銀行団は長期リースのリスクを警戒、船隊は売却せずに保持するようアドバイスした上で、市況が回復するまで取引を延期するよう求めたという。
この発表を受けて、ブルボンの株価は同日終値で3.11%安を記録した。ブルボンは1-3月期に18%の減収(売上高3億1450万ユーロ)を記録。原油安の影響で、船隊の稼働率は69.5%と、1年前から10ポイント近く低下した。昨年には赤字決算となり、今年は4-6月期に損益均衡復帰を見込んでいる。