URSSAF、ウーバーを提訴

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URSSAF(社会保険料徴収機関)のパリ首都圏支部はこのほど、米ウーバー(配車サービス)を相手取った2件の法的手続きを開始した。ドライバーを従業員身分に改めて、応分の社会保険料を納付するよう求めた。訴えが認められれば、ウーバーのビジネスモデルそのものを大きく揺るがすことになる。
URSSAFはまず、社会保障問題裁判所に対して、独立自営業の扱いとなっているウーバーのドライバーを社員扱いとするよう求める訴えを起こした。これが認められると、数百万ユーロの追徴金が課せられることになる。URSSAFはまた、パリ地検に対して、不当労働行為でウーバーを対象に刑事告訴を行った。
ウーバーは独立自営業者のドライバーと契約を結んで配車サービスを提供している。ウーバー側は、独占契約は結んでおらず、勤務時間帯についても完全な自由を認めていると指摘、雇用契約には当たらないと主張している。ただ、同社は、本国の米国でも、契約関係の書き換えを求めるドライバーからの突き上げを受けており、URSSAFの今回の提訴により、フランスでもドライバーの間で提訴などの動きが活性化する可能性もある。