SNCF、ハイパーループに出資か

報道によると、仏国鉄SNCFは超音速列車開発プロジェクト「ハイパーループ」に出資した。SNCFはこの件についてコメントを拒否したが、否定はしなかった。
ハイパーループは、テスラ(EV)などの起業・経営で知られる米実業家イーロン・マスク氏が立ち上げたプロジェクトで、都市間に建設される減圧チューブ内を空中浮上する形で列車を運行するシステムを開発する。連結した列車の1車両内に30人程度の旅客を乗せ、時速1100kmの速度を達成できるという。
報道によれば、SNCFは、技術開発を目的に設立されたハイパーループ・テクノロジーズ社が行う2回目の資金調達(8000万ドル)の機会に出資する。同じ機会に、GEベンチャーズと137ベンチャーズも出資するという。
SNCFは、仏アルストムが2020年をめどに開発を進める次世代TGV(高速鉄道)車両に協力していることもあり、将来的に競合する技術開発に肩入れしていることを公にしたくないところだが、SNCFのペピ会長は昨年から、ハイパーループの関係者と会談するなどして、同技術への関心を示してきた。