欧州の小売部門、相次ぐ倒産

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欧州小売業界で経営破綻が続いている。フランスでは、ハイテク製品のシュルクフ、書籍、CD/DVDのヴァージンストアなどがすでに姿を消し、衣料、靴のビバルトは再編途上にある。経済危機の影響を受けたスペイン、イタリア以外の英国、ドイツでも経営破綻が伝えられる。英国の大手百貨店チェーンBHS(ブリティッシュ・ホーム・ストアーズ)の経営破綻が発表されたばかりだが、2008年にはウールワース(従業員2万5000人)、2012年には家電コメット(240店)、その後にスポーツ用品チェーンのJJBが倒産した。オランダでは、スポーツ用品のPerry&Aktiesport、靴のMacintosch、百貨店のV&D、ドイツでは百貨店のカールシュタット、ホームセンターのプラクティカー 、ドラックストアのシュレッカー(2万5000人)が倒産の憂き目にあった。アパレル部門では、ザラ、H&M、プリマークなどの格安アパレルチェーン大手、ネットショップが既存店の手強い競争相手となり、特徴のない小売グループが経営破綻に追い込まれている。Ecommerce Europeによると、英国のネット売上高は2014年に1272億ユーロとフランスの2倍以上の規模に達している。