フランソワ・ピノー氏の個人美術館、パリ市内に開設へ

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パリ市と実業家のフランソワ・ピノー氏は27日に記者会見を開き、パリ市内にピノー氏の現代アートコレクションを展示する常設美術館を開く計画を発表した。パリの中心地のレアール地区にある旧商品取引所を美術館に改装、2018年末までにオープンを予定する。
旧商品取引所は18世紀から19世紀にかけて建設された円形の特徴的な建物で、現在はパリ商工会議所が所有し、事務所などが入居している。パリ市は2100万ユーロを支払ってこの建物を買い取り、ピノー氏に融通する。商工会議所にはパリ10区の建物を斡旋する。
ピノー氏は、パリ西郊外ブーローニュ・ビヤンクール市内に美術館を開くプロジェクトを進めたが、手続きが進まないのに業を煮やして2005年にプロジェクトを撤回。代わりにベネチアのパラッツォ・グラッシに個人美術館を開いたという経緯がある。今回のプロジェクトでも、頓挫した以前のプロジェクトと同様、改装・内装に安藤忠雄を起用。美術館はピノー氏の持ち株会社アルテミス傘下の子会社という形を取り、息子のフランソワアンリ・ピノー氏が社長を務める。美術館の運営委員会のトップには、パラッツォ・グラッシにも協力したアヤゴン元文化相が就任する。美術館の名称はまだ決まっていないが、「コレクション・ピノー・パリ」との仮称が発表された。