仏CMA CGM、アジア3社と海運アライアンスを結成へ

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仏海運大手CMA CGMは4月20日、中国コスコ・コンテナ・ラインズ、台湾エバーグリーン・ライン、香港オリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ライン(OOCL)との間で、海運アライアンス「オーシャン・アライアンス」を結成する覚書に調印した。競争当局からの許可を受けた後、2017年4月からの事業開始を予定する。
CMA CGMは、デンマークのマースク、伊スイスのMSCの3社とアライアンスの結成を試みたが、コンテナ海運世界上位3社による提携ということもあり、中国当局の許可が得られず、2年前に断念していたという経緯がある。CMA CGMはその後、中国海運コンテナ(CSCL)、アラブ首長国連邦籍のUASC(カタール資本)と、海運アライアンス「オーシャン・スリー」を結成したが、今年年初にCSCLが中国コスコにより買収され、CMA CGM もシンガポールのネプチューン・オリエント・ラインズ (NOL)の買収に取り組むなど、アライアンス内の力関係に変化が生じていた。これを受けて、「オーシャン・スリー」に代わって、「オーシャン・アライアンス」を結成する運びとなった。結成が許可された場合には、世界コンテナ海運市場における市場シェアは「オーシャン・アライアンス」が28.9%となり、マースクとMSCのアライアンス「2M」(27.7%)を引き離して世界最大手に躍進する。
なお、新アライアンスにより置き去りにされる格好のUASCは21日、独同業ハパックロイドとの資本提携を交渉中だと発表した。

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