トタル、電力事業の拡大狙う

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仏石油大手トタルのプヤネCEOは4月20日付の仏経済紙レゼコーとのインタビューの中で、2035年までの長期的な展望について語った。電力と再生可能エネルギーに注力し、そのための組織再編を行うと予告した。
トタルは、20年後の目標として、再生可能エネルギーなど新事業が全事業に占める割合を20%に引き上げることを掲げている。「太陽エネルギーで世界3位以内」を掲げ、電力トレーディングとエネルギー貯蔵にも注力、バイオ燃料(特に航空機燃料)の分野ではリーダーを目指すとしている。
CEOは、石油・ガス生産を主力に据える方針に変わりはないが、新しい事業でも上流から下流までを扱う統合型の企業となることを目指すと説明。ガス下流部門、再生可能エネルギー、エネルギー効率改善の事業をまとめた「ガス・再生可能エネルギー・電力」部門を社内に新設し、この分野に注力する方針を示した。新部門は9月1日までに発足する予定。バイオ燃料事業については、石油化学部門の中に専門部署を設置し、推進する方針を示した。CEOは、原子力を除くあらゆる分野で、新エネルギーに対応する考えを強調した。