フナックにビベンディが出資、15%株式を確保

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仏フナック(書籍・CD、電子製品など販売)に仏メディア大手ビベンディが出資することが決まった。1億5900万ユーロを支払い、15%株式を取得する。米アマゾンを念頭に置いて、コンテンツ販売で提携関係を構築する狙いがある。
フナックは割当増資の枠内でビベンディの出資を受け入れる。主要株主であるアルテミス(実業家フランソワ・ピノー氏の持ち株会社)の出資率は33%まで下がるが、最大株主の地位は維持する。ビベンディは第2位の株主となり、取締役会に役員2人を送り込む見通し。ビベンディは傘下に、音楽大手ユニバーサル・ミュージックや、コンテンツ制作で実績がある有料テレビのカナルプリュスなどを保有。販売チャネルを多角的に確保することを狙って、今回の資本提携を決めた。イベント発券業務やライブ配信、国際事業などでも協力する計画。
折りしも、フナックは仏ダルティ(家電販売)の買収を狙って、家具販売の仏コンフォラマ(スタインホフ傘下)と争っている。ビベンディがこれに協力するかは明らかにされていないが、買収価格を吊り上げるとしたら、資金力のある後ろ盾があると有利であり、今後の展開が注目される。