フランスで無保険車が増加

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無保険車が起こした事故の賠償責任を肩代わりする仏基金FGAOは4月7日、2015年の活動実績について発表した。これによると、FGAOは同年に、前年比1.09%増の2万8435件の賠償案件を扱った。2009年(2万282件)からでは40.21%増を記録した。傷害事故そのものは2009年来で24%減少していることを考えると、この結果は、無保険車が増加していることを暗示している。
FGAOは、国内の無保険車を37万-75万台(自動車保有台数の1-2%に相当)と推測している。傷害事故のうちFGAOの案件が占める割合は、2009年の6.91%に対して、現在は10%を超えている。FGAOは特に、無保険車のドライバーには危険人物が多い点を指摘。無免許者で保険に入れないので無保険で運転している人などの場合、事故を起こす危険度も高くなると指摘している。
FGAO では無保険車の撲滅キャンペーンに取り組んでおり、特に若者をターゲットに据えている。無保険車事故の59%は35才以下の運転者が起こしている。また、政府は2015年に、すべての保険加入車を網羅した全国データベースを設置する方針を決めている。これが完成すると、例えば自動速度取締機による摘発の機会にデータベースを参照することなどが可能になる。実際の導入には法改正が前提となる。