マクロン経済相、政治集団を立ち上げ

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マクロン経済相は6日、出身地であるアミアン市で「市民集会」を開き、自身の政治運動の立ち上げを発表した。「アン・マルシュ(En Marche!)」(「進め」の意)と名づけた新組織を設立すると発表した。経済相は新組織について、左右のいずれにも属さず、新たなやり方で政治を進める新勢力として、幅広い人々と協力してゆきたいと抱負を述べた。
マクロン経済相は38才と若く、左派系の政治家として人気は高い。大統領選の候補としては、オランド大統領はもとより、バルス首相よりも人気度が高く、それもあって特にバルス首相との仲は険悪と言われている。そのバルス首相が以前から呼びかける「左右を超えた改革派勢力の結集」を横取りするような新組織の設立発表となったが、マクロン経済相は発表前に、オランド大統領とバルス首相に伺いを立てて、許可を得たとされている。
マクロン氏は経済相として、規制緩和の推進に取り組んできたが、社会党の一部議員と衝突する場面もあった。同氏は新組織設立に当たって、政治理念として、自由で開かれた社会の実現と親欧州を掲げ、機会の創出につながる、さまざまな道行きが可能な開かれた社会を目指すと述べた。各方面に応援団の多いマクロン氏ではあるが、政治の世界でしっかりした足場を持てるかは未知数で、今後の成り行きが注目される。なお、マクロン氏は、新組織の設立は2017年の大統領選とは関係がないと明言し、オランド大統領が出馬するなら大統領選への出馬はありえないとしているが、大統領が出馬しない場合にどうなるのか、気を揉む向きもある。