PSA、新たな名称と新戦略を発表

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仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンは4月5日、新たな戦略プラン「Push to Pass」を発表した。同社は同時に、名称を「グループPSA(Groupe PSA)」に変更することも明らかにし、新たなロゴも提示した。
新戦略プランはカーシェアリングのようなサービスの提供を新たな収入源とする方針を打ち出し、業績目標としては2016-2018年に「自動車部門の平均営業利益率」を4%、「2015年比での売上高成長率(為替レートを同じに調整後)」を10%にすることを掲げた。この目標に沿った売上高の年間平均成長率は2016-2018年に3.2%となる(2001-2015年の平均成長率は0.8%)。なお、平均営業利益率は2015年に5%を記録しており、これよりも低い目標値を設定したために、株式市場では失望感のほうが強い。ただし、2021年までには6%に引き上げることを目指す。
年間生産・販売台数の目標としては、2015年よりも100万台多い400万台程度を2021年までに達成する方針。「各地域で、各ブランドが毎年1種の新型車」をリリースするという原則にもとづいて、傘下の3ブランド(プジョー、シトロエン、DS)で向こう6年に26種の新型乗用車、8種の新型商用車を投入する予定。このうちには7種のプラグインハイブリッドカーや4種のEVが含まれる。
新機軸となるサービス部門では、1800万ユーロを投資して傘下に収めたスタートアップ企業Koolicarなどを通じたカーシェアリング、中古車のオンライン販売、自動車整備事業の拡大などを計画している。PSAは過去数十年にわたり北米では事業を行っていないが、カーシェアリングビジネスで北米に復帰することも検討している。