国防省、サジェム製の無人機調達を決める

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仏国防省は5日、戦術無人機調達で仏サジェム(サフラン傘下)の「パトローラー」の採用を決めた。ルドリアン国防相がサジェムのモンリュソン工場を訪問し、確定発注を正式に伝えた。契約額は3億5000万ユーロで、2018年から2019年にかけて、各7機で構成される2システムを納入、12年の保守契約も付帯する。
仏政府は当初、英仏共同の調達の枠内で、入札を経ずに、実績がある仏タレスのウォッチキーパーの採用を計画していたが、サジェムの抗議を受けて入札による調達に切り替え、両社の応札を経て「パトローラー」の採用を決めた。高品位映像の伝達が可能であり、夜間を含めて、数km離れたところから、機関銃を持つ者を識別できる精度を持つ偵察能力が買われた。また、パイロットを乗せて有人飛行ができ、治安対策での活用などができる汎用性があることも評価された。積載重量は250kg、最高高度は6000メートル、最高速度は時速200km、20時間の連続飛行ができる。また、英国組み立てのウォッチキーパーとは違い、パトローラーは国内組み立てで、国内部品調達率も90%と高く、雇用の点でも有利(国内で300人の雇用創出を見込む)であることも好材料となった。