トランサビア、独ミュンヘン拠点を開所

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エールフランスKLMの格安航空子会社トランサビアは3月31日、独ミュンヘンに新たな拠点を開いた。エールフランスKLMのドジュニアックCEOはこの機会に、2019年までにトランサビアの事業規模(2015年に旅客1000万人超・売上高10億ユーロ超)を2倍に増やし、欧州トップ5の格安航空会社となることを目指すと言明した。
トランサビアは現在、ランサビア・オランダが34機、トランサビア・フランスが21機を運用するが、近い将来にこれを各40機体制に拡大する。また、ミュンヘン拠点には4機と乗務員70人(うち20人が操縦士)を置く。欧州の外国拠点の数を5-10程度に増やし、事業の拡張を狙う。進出先としては、ビジネス客と観光客が半々程度で、格安航空の進出が1社以下と少ないところを狙っており、ミュンヘンはこれに合致する。初年から100万人の旅客達成を見込む。
ドジュニアックCEOによると、トランサビアは2017年に黒字化し、2019年時点ではグループの航空旅客事業の10%を達成する。既に競合がひしめく格安業界で成長を確保するには困難が伴うとの見方もあるが、同社の側では、欧州格安市場の成長率は8%に上り、事業者も細分化されているため、成長力を確保する余地はあると説明している。また、企業買収による成長確保の道を探る可能性もあり、ハンガリーのWizz Air社の買収を狙っているとの噂も流れていた。