仏人修道士殺害事件、専門家による調査報告発表

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

仏司法当局は7月2日、アルジェリアで1996年に7人の仏人修道士が誘拐殺害された事件について、昨年10月に現地で実施した専門家による調査報告の概要を遺族に説明した。修道士は1996年3月26日から27日にかけて誘拐され、イスラム過激派のGIAが5月21日に修道士を殺害したと犯行声明を出し、遺体の頭部のみが5月30日に発見された。調査では、修道士は4月25日から27日頃に殺害され、殺害後に頭部が切断された可能性が高いことが明らかになった。頭部以外の遺体がないことから、死因の特定はできないが、3人の頭部について、喉を切られて死亡した形跡があることが分かったという。
修道士殺害について、アルジェリア当局は、GIAが誘拐後に殺害したと結論している。しかし、アルジェリア軍の過激派掃討作戦に巻き込まれて死亡した、ないしはアルジェリアの諜報当局がGIAの評判を落とすことを狙って実行した、という説もある。再鑑定が行われた頭部には弾痕は発見されておらず、軍の作戦に巻き込まれて銃弾を浴びて死亡したという説の信憑性は今回の調査を経て低下したと考えられる。
AFP 2015年7月2日