アルティス、プレミア・リーグの仏独占放映権を獲得

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サッカーの英プレミア・リーグの運営者は11月26日、同日付けの仏スポーツ紙「レキップ」の報道を認め、アルティス(仏通信SFR親会社)がサッカーの英プレミア・リーグの仏及びモナコでの独占放映権を獲得したと発表した。アルティスは、アンドラ、ルクセンブルク、スイスでの放映権も得たが、独占ではない。アルティスとプレミア・リーグとの契約期間は2016-2017年シーズンから2018-2019年シーズンまで。契約額は明らかにされていないが、仏経済紙レゼコーでは、3億ユーロ強と伝えている。仏・モナコでの独占放映権は、これまでは、仏ペイテレビのカナル・プリュス(仏メディア大手のビベンディ傘下)が2015-2016年シーズンまで保有していた。カナル・プリュスとプレミア・リーグとの契約額は3シーズンで1億8900万ユーロだった。
アルティスは、スポーツ局「マ・シェーヌ・スポール」を傘下に置いているが、同局は、競合するカナル・プリュスやBeIn Sportsと比べて、むしろ地味な印象が強く、プレミア・リーグの試合の放映で挽回に本腰を入れるものと見られる。一方、カナル・プリュスにとっては、プレミア・リーグは同局が唯一保有していた欧州プロサッカー独占放映権であり、今回の契約喪失の打撃は大きい。カナル・プリュスは、映画とスポーツを二本柱としているが、映画では、米SVOD大手のネットフリックスの攻勢に晒されている。また、スポーツでも、カタール衛星放送プラットフォームのアルジャジーラ傘下のBeInSports(仏リーグ1試合の大部分に加え、スペインのリーガ・エスパニョーラ、伊セリエA、独ブンデスリーガの仏での独占放映権を保有)からの攻勢に遭っている。なお、今回の報を受け、26日には、ビベンディ株価は、0.80%下落し、19.95ユーロで引けた。一方、アルティス株価は、7.57%急騰し、14.00ユーロを付けた。