倒産したフラム、カラベルによる買収決まる

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倒産したフラム(旅行)について、トゥールーズ商事裁判所は25日、同業カラベル・プロモバカンスが親会社のLBOフランス(投資ファンド)と提出した買収計画を選定した。数件の買収提案を退けて、従業員や株主の支持を得た買収計画が採用された。
フラムは1949年設立、フランスにおけるツアーオペレーターの草分け的な存在で、高度成長期に休暇旅行の大衆化に貢献、大手に成長した。近年はインターネット時代に乗り遅れる形で業績が後退し、10月30日に会社更生法の適用下に入っていた。
採用された買収計画では、LBOフランスが買収し、カラベルが姉妹会社として経営に協力する形で経営の建て直しを図る。買収は資産評価額を1000万ユーロに設定する形で行われ、総額で4000万ユーロが投入される。うち、1500万ユーロが黒字復帰までの損失の補填分、1500万ユーロがマーケティング・技術投資に充当される。また、仏国内の無期契約者の85%に相当する429人の雇用が維持され、無期以外の雇用(137人)も契約が維持される。この買収計画には、主要株主であるエールフランスなどが支持を与えていた。
買収後で、フラムとカラベル・プロモバカンスを合算すると、年商7億3000万ユーロ(うちカラベルが4億ユーロ)、従業員数1100人の大手が発足する。フラムは3年後の黒字復帰を目指す