サンドニ市でイスラム過激派の拠点が摘発に

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13日にパリで発生した同時テロに絡んで、治安当局は18日未明、パリ北郊サンドニ市内のアパートの強制捜査を行った。抵抗する容疑者グループとの間で戦闘になり、容疑者グループのうち少なくとも2人が死亡、治安部隊の側では5人が負傷した。治安部隊の介入は4時30分頃から7時間ほど続き、当局は8人を逮捕した。
現場はサンドニ市の大聖堂の至近距離に位置するルコルビヨン通り8番地のアパート。当局は、パリ同時テロの首謀者と目されるアブデルハミド・アバウドが潜伏しているとの情報を掴み、アパートに踏み込んだ。最初の介入時に、警察の特殊部隊は負傷者1人を含む3人の容疑者を逮捕。アパート内の過激派グループと特殊部隊の間の応酬はその後も続き、7時過ぎには、アパート内にいた過激派の女性が自爆した。特殊部隊は11時頃までに、アパート内の瓦礫の下に隠れていた2人の容疑者を逮捕した。また、自爆した女性のほかに1人の遺体を回収した。当局はそれとは別に、問題のアパートの本来の占有者1人と、同じ建物に住んでいた女性1人を含む3人を逮捕した。
当局は、合計8人の逮捕者の身元については明らかにしていないが、この中には、アバウドと、パリ同時テロ事件の実行犯の1人と目されるサラ・アブデスラムは含まれていないと発表した。死亡者数は「少なくとも2人」と発表。死亡者にアバウドが含まれているかどうかは不明で、分析結果が待たれている。自爆した女性の身元も明らかにされていないが、アバウドの従姉妹だったとの報道もある。当局は、アパートの過激派グループは短期間に新たなテロの実行を計画していたと考えられるとも発表。一部の報道では、ロワッシー空港やパリ副都心ラデファンスを狙ったテロが計画中だったとされているが、内務省はこの報道を否定している。